JIPC(日本インターネットポイント協議会)に加盟する4社が集まり、情報交換会が開催されました。
お写真左から
株式会社エクスクリエ 石尾さん
株式会社ONE COMPATH(ワンコンパス)西澤さん
株式会社オズビジョン 水井さん
株式会社オープンスマイル 中村さん
にご参加いただきました。
■各社自己紹介
- エクスクリエ 石尾さん
「2024年にD&Mとドゥ・ハウスが合併して誕生したのがエクスクリエです。私は新卒でドゥ・ハウスに入って20年目になりますが、ずっとデジタルプロモーションに携わってきました。3年目に立ち上げた『テンタメ』の責任者をしています。テンタメはJIPC加盟企業さんを中心に各社とアライアンスを組んで作り上げてきたサービスです。」
- ワンコンパス 西澤さん
「元々エンジニアで、SIerで旅行代理店の基幹システム等に携わっていました。縁があってMapion(マピオン)のiモードアプリリリース時にワンコンパスにジョインしました。今は電子チラシ『Shufoo!(シュフー)』・ウォーキングアプリ『aruku&(あるくと)』を含めたtoCサービスの運用・企画全般を統括しています。」
- オズビジョン 水井さん
「私は2024年10月に入社したばかりで、この業界ではまだ新参者です。前職ではスタートアップ等を経験してきました。今はマーケティング責任者をしています。オズビジョンではポイントサイト『ハピタス』を中心に、不用品買取アプリ『Pollet(ポレット)』や資産運用のマッチングなど、生活防衛インフラとしてのサービス展開に注力しています。」
- オープンスマイル 中村さん
「新卒でオープンスマイルに入社して11年目で、執行役員・ポイント事業責任者をしています。26年運営している老舗ポイントサイト『ワラウ』の広告営業から開発、会員獲得まで幅広く管轄しています。ワラウではポイント保証制度や承認率の公開するなど、ユーザーが安心して利用できる環境整備を重視するような取り組みをしています。」
■各社の今後の展望やトピックス

- エクスクリエ 石尾さん
「テンタメは『お買い物をもっと楽しく』がコンセプトなんです。忙しい共働き世帯にとって作業になりがちな買い物を、少しでも楽しくお買い物ができるよう新商品と出会える場を作りたいと思っています。今後は蓄積したレシートやアンケートのデータをAIで分析し、メーカーさんへ「どの層にいつリーチすべきか」といった、より踏み込んだ提案をしていきたいです。」
- ワンコンパス 西澤さん
「直近では、今年1月に次世代販促支援AIツール『Shufoo! AI』の提供を開始しました。チラシの掲載データをAIで分析して、流通やメーカーがより効果を得られる企画販促を支援しています。今後はこれをユーザー向けにも展開して、買い物前から買い物後までを伴走する『お買い物パートナー』を目指していきたいです。」
- オズビジョン 水井さん
「これまではハピタスで掲載している広告は『アフィリエイト』が中心でした。今後はハピタスのアンケートで取得できるユーザーの意識データと購買データを掛け合わせ、『この広告は自分には関係ない』と思い込んでいるユーザーの先入観を壊すような、マーケティングの上流から支援したいと考えています。」
- オープンスマイル 中村さん
「かつてのポイントサイトでの高額還元のブームが定着し、今はより生活に身近な『歩いて貯める』や『レシートで貯める』といった日々の習慣でのポイ活へ発展しています。高還元による動機付けを超え、ユーザーのライフスタイルの中に自然と『ワラウ』が組み込まれている状態を作っていきたいです。」
■JIPC加盟企業間での具体的な取り組み
- エクスクリエ 石尾さん
「『テンタメ』は現在30サイトほどと連携していますが、JIPCに加盟してからさらに横の繋がりが広がりました。オズビジョンさん含め多くのJIPC加盟メディアにプラットフォームを提供することで、まさに『レシートリワード連合軍』のような形で展開できています。他にもエクスクリエではテンタメやアフィリエイト広告などでマーケティング支援をしていて、そこでも各メディアさんとの横の繋がりができています。」
- ワンコンパス 西澤さん
「JIPCに加盟して真っ先に声をかけてくれたのがオズビジョンさんで、1ヶ月後にはユーザー相互送客の取り組みをしました。オープンスマイルさんとは『aruku&』を通じたイベント関連の連携をさせていただいたり、エクスクリエさんとはお買い物という点でかなり親和性があると思っているので、協業に向けた相談をさせてもらっています。あと、ポイ活ではないですがJIPC加盟企業さんに健康事業についてご相談させていただいたこともあります。」
- オズビジョン 水井さん
「ハピタスでも、エクスクリエさんの『テンタメ』導入やワンコンパスさんとのデジタルチラシ連携を模索しています。また、オープンスマイルさんとはワラウのポイント交換先に『Pollet』を導入いただいており、相互送客や付加価値向上といったシナジーを生み出しています。他にもJIPC加盟企業さんと歩いて貯まるサービスのOEM相談をしたり、ポイ活インフルエンサーのネットワーキングの場作りなど、JIPCならではの取り組みをしています。」
- オープンスマイル 中村さん
「コンテンツ関連で各社さんと連携しています。JIPC加盟企業さんとの取り組みでは、自社の読んで貯めるプロダクトを提供したり、逆にゲームコンテンツ等を提供してもらったりしています。他にもエクスクリエさんの『テンタメ』を導入し、今ではサイト内の人気コンテンツとなりました。自社では作れないサービスが各社さんにあるので、それぞれのプロフェッショナルな強みを活かしたアライアンスが、JIPC内では非常に活発ですね。」
■今後の発展
この会を通じ、各社共通の課題として浮かび上がったのが、ポイ活をいかに「日常に溶け込むサービス」にしていくかという点です。ポイ活に対する“少し手間がかかりそう”というイメージをなくし、もっと自然に楽しめる体験へ進化させていくことが重要です。日常に溶け込むためのアイディアとして、以下ジャンルの企業とのアライアンスが案としてあがりました。
- 移動・交通インフラ: 膨大なユーザー数を抱える歩く系のアプリや、「PASMO/Suica」などの交通系決済との連携。
- 体験・レジャー: 日常の中に楽しみを馴染ませる「アソビュー」のような体験型サービス。
- 自動販売機・飲料: 既にアプリでのスタンプ体験が定着している「Coke ON」などの日常消費。
- 外食・行動ログ: 居酒屋を出た後の「ウコンの力」のような、行動データに基づいた最適なタイミングでの商品の提供。
ポイ活がユーザーにとってより付加価値の高い体験になるよう、JIPC加盟企業同士のコミュニケーションをより活性化させ、ポイ活業界を発展させていきたいという思いでこの会を締めくくりました。

