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JIPC加盟各社 紹介 第17回株式会社VOYAGE MARTKEING 〜PeX編〜

普段利用しているポイントサイトをどんな企業が運営しているのか、気になったことはありませんか? 会社概要や沿革を読むだけでは分からないことも多いはず。そこで、JIPCに加盟している企業を順次訪問、ポイントサービス事業を統括する責任者にスポットを当てながら、他社にない取り組みや強み、社風など、企業の素顔の一端を照らし出してみました。

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【第17回VOYAGE MARKETING訪問記リード】

前項では株式会社VOYAGE GROUPが運営するポイントサイト「ECナビ」について、同社の取締役にしてメディア事業全般を統括する古谷和幸氏に話を伺いました。今回はVOYAGE GROUPの100%子会社であり、古谷氏が代表取締役を務める株式会社VOYAGE MARKETINGが運営するポイント交換サイト「PeX」に焦点を絞り、現状抱える課題や将来の見通しなどについて語っていただきました。

<VOYAGE MARKETINGが提供するポイントサイト>

Pex

日本最大級のポイント交換サイト。さまざまなサイトで貯めたポイントをまとめて現金や商品に交換することが可能。PeXポイントは10ポイント=1円で交換でき、Tポイント、楽天Edy、航空マイルなど大手サービスへのポイント交換と全銀行振込などにも対応。

https://pex.jp

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【古谷 和幸さんプロフィール】

株式会社VOYAGE MARKETING
代表取締役

古谷 和幸さん

1970年生まれ、東京都出身。1995年駒澤大学卒業。金融業界を経て2002年5月にaxiv.com(現VOYAGE GROUP入社)。媒体営業、広告企画プロデューサー、新サービスや事業を立ち上げた後、2007年、検索事業を手がけるadingo(現fluct)を設立。2011年、VOYAGE GROUPの取締役就任し、アドプラットフォーム事業を統括。2017年10月から 領域をアドプラットフォーム事業からメディア事業へ管掌が変わり今に至る。2017年10月、株式会社VOYAGE MARKETINGの代表取締役に就任。

【会社概要】

株式会社VOYAGE MARKETING
2007年1月22日設立
代表取締役:古谷 和幸
資本金:1億9800万円(資本準備金含む)
主要株主:株式会社VOYAGE GROUP 100%
事業内容:メディア事業/ポイント事業/マーケティング事業

VOYAGE MARKTING

https://voyagemarketing.com

――VOYAGE MARKETINGでは代表取締役を務めていらっしゃる古谷さんですが、現在、どのような事業を展開されているのですか?

古谷 デジタルギフトサービスの「ギフピー」や「IMATABI」という旅のお役立ちサイトなどを展開しています。ポイントメディアとしては、ポイント交換サイトの「PeX」を運営しています。

 

――「PeX」の事業規模はどのぐらいになるのでしょう?

 

古谷 現在、会員数がおよそ185万人。ポイント流通量が月間約12億円。ポイント発行累計額が340億円になります。インターネットに限った話になりますが、矢野経済研究所の調べによると、ポイント交換市場の約4割を「PeX」が占めているそうです。

 

――4割は大きな数字ですね。では、他のポイント交換サイトにはない「PeX」ならではの強みがあるとすれば、それは何だとお考えになりますか?

 

古谷 貯めたポイントを交換する選択肢が多いことではないでしょうか。ポイントの交換先、いわゆる“出口”の多さにかけては他社に負けていないと思います。今後も交換先、それと交換元を含めて選択肢をさらに増やしていくつもりです。ユーザー様のメリットになりますし、我々としても売上増が期待できますから。

 

――確かに、交換先が限られているばかりに、結局ポイントを塩漬けにしてしまったなどということが珍しくありません。死蔵ポイント解消のためにも交換先――“出口”を増やすことにはユーザーも期待感が大きいでしょう。

 

古谷 2017年に日本で発行されたポイント額が約1.7兆円で、2020年には2兆円を超えると予想されています。しかし、そのうちインターネットポイントサイトの発行額は270億円程度に過ぎません。シェアでみると1.5%あるかないか。極めて小規模です。ポイント全体の発行額は大きい。ならば、それをいかにこちら側に引き寄せられるかが鍵になる。単に増やすだけでなく、こちら側に来たくなるような“出口”をどうやって作っていくか。今後はそこが一番の課題になってくると思っています。

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会社内の休憩スペース。ゆったりしたシンプルな空間で、打ち合わせや食事などで社員が利用している。

 

――大きな課題ですね。ところで、古谷さんは昨年来、グループを横断するような立場からメディア事業全般を統括されてきましたが、とりわけ「PeX」に関してこれまで最も注力されてきたことは何でしょう?

古谷 これは僕がというより、チーム全体で取り組んだことになりますが、ポイント交換に関係しないコンテンツを思いきって整理したことです。

 

――以前はポイント交換に関係しないコンテンツが混在していたということですか?

 

古谷 混在していました。特にポイントサイト的なコンテンツが多くあり、運用に人的リソースもかかってしましたので、採算の取れないコンテンツを精査し、ポイント交換に関係のないコンテンツを大幅に縮小しました。

 

――ユーザーからみても、サイトの性格がハッキリして分かりやすくなったということは言えるかもしれませんね。ちなみに「PeX」の運営には何人ぐらいのスタッフが携わっているのですか?

 

古谷 5~6人ですね。VOYAGE MARKETING全体でも社員は10人いません。

 

――その人数でこれだけの規模のサイトを運営しているのですか? それは驚きです。

 

古谷 少数精鋭で運営できるのは、「PeX」がポイント交換サイトだからです。これが前回お話した「ECナビ」のようなポイントサイトですと、ユーザーを獲得するためにあの手この手を使ってプロモーションを行わなければなりません。サイトの魅力を常に訴えていかないと、新規ユーザーが増えないからです。

 

――確かにポイントサイトはどこもプロモーションに力を入れています。

 

古谷 一方「PeX」の利用者は、最初から明確な目的意識を持ってサイトを訪れます。言うまでもなく、ポイントを交換することです。ポイントを交換するには、まず会員登録していただかなければならない。つまり、構造的に自然とユーザーが増えていく仕組みになっているわけです。

 

――そもそもプロモーションを打つ必要がないんですね。

 

古谷 交換元や交換先が多くなればなるほど、会員登録してくれる人も増えていくでしょう。重要なのは交換元や交換先を増やしていくこと。これに尽きますが、時折キャンペーンを打ちます。

 

――なるほど。少数精鋭の御社ですが、社内の雰囲気はどうですか? 社員の皆さんはどんな方たちでしょう?

古谷 皆、大人ですよ。歴戦の強者ばかりが揃ったからでしょうか(笑)。

 

――古谷さんご自身はどうですか? ご自分をどんなパーソナルの持ち主だと分析されていますか?

古谷 基本的に天邪鬼だと思っています。いつも人と違ったことをやりたいと考えていますから。それから好奇心を持つことを日頃から心がけています。

 

――前回、入社されてから新規事業の立ち上げに数多く携わったという話をされていましたが、ある意味、ご自身のパーソナルにぴったりな仕事だったといえるかもしれませんね。

 

古谷 そうですね。いろいろとチャレンジさせてもらいました。なかには上手くいかずに畳んだ事業もありますが、ともあれチャレンジすることは楽しいですね。

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VOYAGE MARKETING がVOYAGE GROUPと共有しているオフィスの壁面には熱い言葉が掲げられている。

――古谷さんのパーソナリティをもう少し知りたいので、ここからはプライベートなことについていくつか質問させてください。まずはカルチャー関係についてですが、本や音楽、映画などで最近、ご自身の感性に引っかかったコンテンツはありますか?

 

古谷 小説やビジネス書、漫画などはよく読みます。映画館にはあまり足を運んでいませんね。その代わりタブレットでHuluやNetflixといった動画配信サービスのコンテンツをよく観ています。最近は海外ドラマの「SUITS」にハマったりして(笑)。それからアニメもよく観ますね。

 

――アニメは何をご覧になっているのですか?

 

古谷 最近ですと「ハイキュー!!」とか。

 

――確か高校バレーボールのアニメでしたね。漫画はどのようなものを読まれているのですか?

 

古谷 「ジャイアントキリング」に「ブルージャイアント」。「約束のネバーランド」とか「食戟のソーマ」とか……。お分かりになります?

 

――いやいや(笑)。本当にお詳しいんですね。漫画もやはりタブレットでお読みになっているのですか?

 

古谷 そうですね。購入数は多いですね。電子書籍だとワンクリックで購入できてしまうので、次々とつい買い求めてしまって……良くないですね(笑)

 

――漫画を読むのは完全に息抜きですか?

 

古谷 息抜きです。仕事の後、家に帰る前に一人で飲み屋に寄ることがたまにあるのですが、そんなときにご飯を食べ、お酒を飲みながら、タブレットで漫画を読んでいます。次々とつい買い求めてしまうのも、そんなときですね(笑)

 

——さて、「PeX」の課題については、先ほど話を伺いしました。では、古谷さんが個人的に今取り組むべきだと考えている課題は何でしょう。

 

古谷 いち役員として会社を経営する立場なので、リーダーシップスキル、ビジネスの知識や能力、あとは専門的な知識などを磨いていきたいです。

 

――では、5年後どのような人物になっていたいですか?

 

古谷 現在48歳ですので5年後は50歳を超えていることになります。相当なオッサンだな(笑)とは思いますが、それでも基本は今とさして変わっていないと思います。もちろん、時代の変化に即して、変わるべきところは変わらなければいけないのでしょうけど。

 

――なるほど。インターネットポイントサービスは、今後どのように変わっていくと予測していますか? このサービスに可能性は感じていらっしゃいますか?

 

古谷 感じています。たとえば、貯めたポイントの使い方や交換の仕方でいえば、仮想通貨の利用も想定されます。仮想通貨を一度経由してから何かに使うことができるようになれば、大きく広がっていくのではないかと考えています。

 

――分かりました。では、最後にお伺いします。JIPCの設立にはVOYAGE GROUPで代表を務められている宇佐美さんも深く関わっていらっしゃいますが、古谷さんとしてはJIPCに参加することで得られるメリットをどのように捉えていますか?

 

古谷 JIPCに参加していることで、広告主に対して安心感を与えられる。信頼されるということはあると思います。たとえば、一時、アフィリエイト広告に対してネガティブな記事が出たりしましたが、そのときもJIPCに参加していることが、健全に取り組んでいることの標(しるし)になりました。健全性についてはJIPC発信で、これまで以上にアピールしていくことが大事かなと思っています。

 

――確かにそうですね。本日は長時間にわたりお話をしていただきありがとうございました。